10月20日(土)15:00より本郷・ホテル機山館にてH30年度年次総会を開催しました。今年は創域会が正式に発足して10周年を迎える節目の年です。例年は柏キャンパスの一般公開日に合わせ、柏キャンパス内で開催する年次総会を、東京大学ホームカミングデイに合わせ、本郷キャンパスにほど近いホテル機山館で開催しました。柏キャンパスを去られた先生方もお越し下さり、例年よりも多くの修了生の方が来場し再会を楽しんでいました。
第一部の総会は三谷研究科長のご挨拶に始まり、松浦創域会会長より活動報告がありました。本年は会長改選の年となり、これまで副会長を務めてきた環境システム学専攻・秋月信講師が次の会長に選任されました。続いて恒例の特別講演がありました。まずは三谷研究科長より、創立20周年を迎える新領域創成科学研究科の変遷と成果、そして現在展開されている事業の数々が紹介され、未来に向けての展望が語られました。次に先端エネルギー工学専攻・寺尾悠助教より、電気推進式航空旅客機用超電導モーターの開発と実用化に向けての研究、課題について、レクチャーがありました。最後に2006年にメディカルゲノム専攻を修了された小倉朗氏より、新領域創成科学研究科卒業後のご自身の歩み、そして現在代表取締役CEOを務めるコストサイエンス(株)についてお話を伺いました。
集合写真撮影を挟み、第二部の懇親会は創域会設立時の研究科長でもあった雨宮慶幸先生のご挨拶と乾杯で始まりました。会の途中には、来場できなかった会員の皆様からのビデオレターも披露されました。あちらこちらに談笑の輪が広がり、楽しんでいる皆様の笑顔が大変印象的な、和やかな会となりました。
閉会の言葉は2007年に国際協力学専攻を修了された杉浦未希子氏にいただきました。散会の後も皆様三々五々と二次会に向かわれた様子で、創域会はまだまだ若い同窓会ですが、このような形で会員同志が旧交を温めるお手伝いができれば、大変嬉しく思います。今年ご来場が叶わなかった皆様も、ぜひ来年は足をお運びください。