7月のコラム
♦♦ 国際協力学専攻
♦♦♦ 小此木悟 助教

 

6月初頭に広島に旅行に行ってきました。初夏の広島は暑すぎず涼しすぎず、とても過ごしやすい気候でした。初日に山口県の岩国にある錦帯橋を見に行って、二日目に宮島観光をして帰ってきました。もともとは宮島観光だけの予定だったのですが、宮島近隣の宿は、お値段高めか満室かのどちらかで、少し離れた宮浜温泉に泊まりました。宮島から少し離れてしまうな~と最初は思っていたのですが、地図を眺めると岩国が近くにあったので、せっかくならと日本三名橋の一つである錦帯橋を見に行くことにしました。
錦帯橋も宮島も、とても多くの海外からの観光客の方々がいらっしゃっていました。たくさんの海外の方に日本の美しい景色を楽しんでもらえていると思うと、とても嬉しい気持ちになりました。他方で、以前話題になった数千円するラーメンのような、インバウンド需要を見据えた値段設定の食べ物はありませんでしたが、やはり宿泊費は、場所によってはインバウンド需要を想定していると思えるようなところもあり、海外の方はこれだけ払えるのかなぁ…などと日本経済の停滞を少しばかり愁いてしまったりもしました。
錦帯橋や厳島神社の美しい造形、宮島の自然、広島の美味しい食べ物を堪能出来て、素晴らしい休日になりました。研究の調査のためによく海外にいくことがありますが、海外に行くようになって改めて国内旅行の良さに気づけるようになった気がしています。

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