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◇◇ 今月のコラムは海洋技術環境学専攻
◇◇◇ 和田良太助教です
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大寒を越えて、柏の寒さも少し和らいできました。キャンパスは修士研究が佳境を迎え、慌ただしい雰囲気となっています。
さて、新領域創成科学研究科の魅力と可能性を感じた出来事を1つ紹介させて頂きます。1月18日(水)に「第10回新領域ジョイントワークショップ」が開催されました。これは様々な業界の企業から主に新領域の卒業生に柏キャンパスにお越し頂き、日頃の仕事の様子を学生にご講演頂くイベントです。今年は総勢53社の企業が参加され、また多くの学生が参加して、大きな賑わいとなっていました。私も同級生が講演に来るということで学生に紛れて参加しましたが、彼が設計を担当した浮体式洋上風力発電システムについて紹介し、学生の心をガッチリと惹きつけている様子はとても良い刺激になりました。
たとえ未知の世界であっても、同窓の方が語るとリアルさと親近感を伴ったイメージを与えてくれます。学生たちも、卒業生の活躍する姿を通してそれぞれの将来イメージを膨らませているようでした。新領域創成科学研究科では幅広い業界の第一線で活躍する方々を輩出しており、こうした方達と接するチャンスは学生に大きな魅力だと思います。また今後は卒業生が幅広い世代をカバーするようになり、卒業生同士の繋がりから何かが生み出される可能性も増すと感じます。
もちろん、その繋がりの基盤となるのは創域会の活動となります。このネットワークを活発さは、何より会員の皆様の積極的に参加にかかっています。私も一卒業生として、柏で同じ「はま」の飯を食べた仲間として、微力ながら頑張りたいと思います。