創域会 東京大学大学院新領域創成科学研究科


◇◇ 1月のコラムは工学系研究科マテリアル工学専攻 (物質系専攻兼担)
◇◇◇  創域会会長 松浦宏行准教授です
◇◇◇◇

あけましておめでとうございます。
創域会会員の皆様におかれましてはつつがなく新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年、世界的にはイギリスのEU離脱や、米国の大統領選挙などが大変話題になりました。近年はこれまでになく世の中が流動的かつ不安定な状況にあり、定常状態から逸脱しつつあるように思えます。このような世界的な潮流が我々の生活に今後どのような影響を及ぼすのか、ほとんどの方は推測しかねておられるのではないかと思います。私自身もその一人で、報道等で様々な意見が憶測も含めて、流されているように見受けられますが、何を信じればよいのか、よくわかりません。泰然自若、客観的な洞察と、自身の信念(のようなもの)に基づいて、行動すべきなのでしょう。

創域会におきましても、昨年は大変、大きな決断を下し、飛躍を遂げた年でした。会の設立フェーズからその成長フェーズへと舵を切るため、自主財源の必要性について2年間の議論の結果をふまえ、会費制度の導入を主とする会則改定を総会にて審議・承認頂きました。本年4月からの新年度でその第一歩がスタートしますので、昨年10月の総会以降、執行部で具体化への作業を急ぎ進めております。近日中には皆様に詳細をご連絡差し上げたいと思います。

今後の創域会活動に引き続きご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げますとともに、活動に関するご意見等ございましたらお気軽にご連絡頂ければ幸甚です。

新しい年が皆さま方にとりまして幸多き年となりますよう心よりお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願い致します。

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