10月24日(土)16時30分より創域会の令和2年度総会をオンラインで開催いたしました。

秋月会長の開会挨拶に続き、大崎研究科長より新領域創成科学研究科の近況についてお話を頂きました。今年度はスタートからコロナの影響を多大に受けました。諸会議はもとより、Sセメスターでは全ての授業がオンラインになったほか、入試もオンラインで実施する等、経験したことのない事態の連続でした。そのような状況でも明るい面はあり、その一つがオンラインだからこそ、学生がキャンパスを越えて遠隔地の授業を受講することが可能になったことでしょう。

創域会の活動報告に続き、創域会学生部代表・大瀧克輝さんより、学生部の活動報告がありました。しばらく休眠中であった学生部ですが、在校生同士の交流を活発化させたい、既存の活動にとらわれない独自の企画を実現させたい、という熱い思いで学生部を復活させました。どうぞ皆様からのご協力をいただけますようお願いいたします。

今年度は会長改選の年でもありました。先の代表幹事会で秋月現会長が次期会長候補として選出ことが報告され、総会出席者全員の賛同により再任が承認されました。また鈴木雅京副会長、伊藤剛仁副会長、伊藤耕一副会長(研究科教育研究改善室長) が引き続き2020年度の執行部を務める旨が報告されました。

最後に、H25年環境システム学専攻博士課程修了、国立研究開発法人産業技術総合研究所 安全科学研究部門主任研究員の小栗朋子様の特別講演がありました。「短半減期化学物質のヒト曝露実態の解明」のタイトルで、少量ではあるが継続的に有害物質にさらされ続けた場合のリスクの研究についてのお話をいただきました。身近な問題でもあり、大変興味深いお話でした。

初めてオンライン開催となった総会で、懇親会を開催できなかったことが少し残念でしたが、修了生の方々には柏キャンパスまで足を運ばなくても気軽に参加していただけたことが何よりの収穫となりました。来年度は柏キャンパスとオンラインのハイブリッド形式での開催を含め、もっと多くの方にご参加いただけますよう、準備してまいります。