◆◆  国際協力学専攻
◆◆◆  本田利器 教授
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箱根駅伝

令和最初の箱根駅伝は区間新記録ラッシュで大盛況であった。
こどもが通っている地元の小学校のクラブ活動に「駅伝」があり、うちの子もお世話になっている。ボランティアでそのコーチをひきうけていただいている方は、ある生徒さんのお父様なのだが、なんと箱根駅伝を走ったことのある方である。(その方の母校は今年も上位に入っていた。)私がコーチしていただきたいくらいである。
その箱根駅伝はもちろん長い歴史があるのだが、いまほど(というか、今のような)の人気を得たのは1990年ころなのだそうだ。良い成績を残すと大学の知名度が上がり、受験生も増えるので、大学も戦略的に利用しはじめたらしい。ほとんどの受験生は、駅伝を走るつもりはないだろうから、自分の大学生活や将来には何の影響もないと思われるが、それでも影響はとても大きいらしい。
それを聞いて思ったが、新領域創成科学研究科の同窓会である創域会もそんな感じになればいいのでは無いだろうか。有用な情報が得られる機会を設けるとか、実利的な利益を考えすぎではないか。自分とは関係が無い分野だがすごい同窓生がいるなどといったことでも、いいのではないだろうか。(わたしも、昨年・今年と箱根駅伝の学連チームに東大生が入っていたのをみて、なんとなく嬉しく思ったりする。)
同様に、広報誌「創成」でも、教員の学術的な成果だけではなく、現役生や修了生の活躍の話を報告してもらってはどうだろうか。教員の最新の研究を説明されても、ほとんどの修了生には関係ないだろう。もちろん、わかりやすく説明してあり、知的好奇心が満たされるものが多いのだが、大学人というのは見栄をはるから、一般の読者向けではなく、研究としての観点から書いてしまうので、社会人として活躍されている修了生にはそれほど魅力的ではないかもしれない。拝見したことはないが、駅伝常連校の同窓会誌に、速く走る方法が解説してあるとは思えないが、どうだろう?